
長年使い込んできたP/S2のお安いキーボード「IZITK-105M」。
しかし、使い込んできたためにキーとキーの間に
埃やら何やら怪しい物が詰まり、まともに
タイピングができない状態になっているではないか。
おおう、なんていうことだ。
それがために、新規でUSBキーボードを購入したものの、
捨てるには惜しい安キーボード「IZITK-105M」。
(いくらで購入したかは失念したものの、
かなりの低価格だったはず。)
でも、きちんとタイピングできていた頃には
とっても打ちやすいと思ったのよう。ほんとうなのよう。
というわけで、清掃することにしました。
流水で洗い流してひたすら乾燥させる……という手が楽だったのだろうけれど、
数年前にそれを試してキーボードを壊したトラウマがあったので
今回は却下。
安キーボードなんだけれど、それなりにタイピングしやすかったから
愛着があるのもあって、せめて分解洗浄しようと思いたち、実行。
ふう。
乾くのを待つこと2週間。(え、長すぎ?)
本日、分解したキーボードを元に戻してみましたよ。
キーボード内部は、明らかにお安い作り。
でも不思議とそれなりに心地よい打鍵感があったのよねえ。
むかしはCherryのmechanical keyboardを使っていたぼくも
いつの間にか安キーボードの打鍵感に慣れてしまったせいなのかなしら。

こんな軟質素材のスプリングっぽいのが入っていた。
な、なんていうか、乳首っぽいデザイン……?!(ぼかすか、ぼかすか)
※埃も一緒に写っているが気にしないでくれたまえ。
これをキーボード内部に全部戻して裏蓋を閉めて
ネジ止めして、いざ使ってみようと思ったら、通電せず……。
おう、なぜだ。なぜなのだ。
「そうだ、もしかしたら(ピコーン)」
もういちど分解。
そして接点復活剤でキーボード内部の端子をふきふき清掃したら
通電しましたよ! やったね!
しかし、「G」のキーだけがおかしな打鍵感。
「べちゃっ」として、押せない。
そう、「G」のキーだけ、前述のちゅくび軟質スプリング素材が上下逆に
設置されていたんですね〜。
そんなこんなで再び分解。
「G」キー下の部品をたこ焼きの要領でささっと上下に裏返し。

ドドドドドド。
これでようやく復活しましたよ。
キーボードはぴかぴか。
キーの隙間も歯ブラシと流水できれいに清掃したからね。
使い始めて十年近くなるキーボードだと思うのだけれど、まだまだ活躍しそうだな。
くくく。
そうね、はじめは新たなキーボードを購入する金額をケチったのもあるけれど
(すいません、すいません。)もったいない精神で清掃して良かった。
安キーボードなんてバカにしちゃだめだ。
掛かった時間で考えれば新品を購入したほうが安くついたかもしれないが、
そういうことじゃあないんだぜベイベ。
そのうち付喪神がつくかもしれんしな……。
ぴよぴよ。
「どれだけ汚いキーボードであったのか」は、あまりに情けなくて撮影しなかったでコロン。
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