2012年09月11日

なごやかでんしゃ

つい先程のことだ。
終着駅に向かっていた東武線の車内は、館林を過ぎる頃には
乗客はまばらになっていた。

ポイントを通過したのだろう、電車がやや大きく揺れた。
そのはずみで扉ちかくに立っていたポニーテールの
女子高生が大きくバランスを崩し、座っていた男性の膝に倒れこんだ。

わぁ、こんな古典少女マンガみたいな展開ってあるんだ。

それを見てキャー、キャーと黄色い声をあげるのは
倒れこんだ少女と一瞬前まで話をしていた、連れと思しき少女。
こちらはしっかりと床に足を踏ん張っていたようで、倒れなかった模様。

少女と男性を、両脇と向かいの座席からニコニコと
微笑んで見守る我々。
思い返すと、みな打ち合わせでもしたかのように
ニコニコと揃っていい笑顔していたなあ。

「すみません、すみませんっ!」
と男性に謝っているのは、少女と一緒の
踏ん張りお嬢さん。でも踏ん張りお嬢さんも破顔していたよ。

ひとり憮然とするのは倒れ掛かられた男性。
そりゃ仕方ないよね。
周囲の我々と一緒にニコニコしても良かったかもしれないけれど、
とっさのことでそれだけの余裕が無かったかな。

その後もなんとなく和やかな雰囲気が車両に漂っていた。
僕が居たその車両は、その空気のまま、終着駅へと到着した。

ストレスを受けることが多い通勤電車だけれど、たまに
こうした出来事があるから面白い。

posted by よねっち at 21:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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