2012年09月09日

国立科学博物館(上野)

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先々週末、暑さもなんのその、上野などをてくてく歩き回ってきました。
まずは上野の国立科学博物館へ、れっつらごー。
今回はゆっくりと常設展を見て回る。

 国立科学博物館
 http://www.kahaku.go.jp/



国立科学博物館は「日本館」と「世界館」に建物が分かれている。
今回は主に恐竜の骨を見たくて行ったのに、それが展示されているのが
「世界館」のほうだというのを(下調べしていったくせに)すっかり失念していて
ずうっと「日本館」ばかり見てしまって、ずいぶんそちらに時間をとられてしまった。
あわわわわ。



順不同で、「日本館」と「世界館」と入り混じっての紹介になるけれど、
ぐるりと科博の常設展をすべてまわったなかで、今回気になったものを
次に挙げよう。


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オオセンチコガネ。
地域によって色が違うんだね。
きれいだなあ。
クローズアップレンズがあれば、もっと間近によって写せたと思うのよね。
いろいろな物が展示されていたけれど、オオセンチコガネに釘付けになった。
なぜ地域によって色が違うんだろう?
不思議。
疑問に思う点があるのに、解説が記されておらず、ただ標本だけが
あったのが残念だ。
それとも、そうして興味を持ったら自分で調べてみてよ……という
科博側からの無言の提案なのか、これはっ。
(なんだか宿題を出された気分だよ。)

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「日本館」の階段にあったステンドグラス。
赤や青のきれいな色が天井から降ってきました。
DP2xで撮影したら、ちょっとジャギーが。
絞りでギリギリと撮影すべきだったのだが、操作を誤ったもよう。くっ。
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マンモス。
でかい、でかすぎる!(ぶおお〜、ぶおお〜)
DP2xで絞り優先で撮影すべきところを操作を誤ってしまって
ぶれぶれだったのが悔やんでも悔やみきれない。
ぬうう。

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海を泳ぎまわっていたのを模してディスプレイされていました。

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魚類と、そうじゃないのと、このふたつは違うんだって
解説する人が言っていた気がする。
どちらも海にいたから流線型になって、その点は似ていますよね、
面白いですよね、って説明をしていたように思う。
僕は説明を受けている団体さんのそばでぱちぱちと撮影していた。
そんな僕をみて、受付をしていたおじいちゃんキュレーター(?)が
「ここ、ここだよ。この位置から撮影すれば、ばっちり。
いまいるそこからだと、薄っぺらにしか写らないよ〜」
と声をかけてくれた。
どもども! ありがとう!
お礼を言って、少し立ち話した。
でも、僕としては真正面から撮影してみたかったのよう。
わざとなのよう。

恐竜の骨がいっぱい。
わーお。でかい。
そうですね、未就学児童だった頃は恐竜図鑑を見てどきどきしていましたっけ。
懐かしい。その当時のわくわく感を思い出しました。
人間よりはるかに大きな太古の生き物たち。その骨。
うーん、怖いとは感じません。
なにか、尊いものと思えます。不思議と。

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DP2xは暗い場所での撮影が苦手なんだよな。
でもフラッシュは使わず、そのままでぱちぱち撮影してみた。
暗い場所でばんばんフラッシュ撮影している家族連れがいたけれど、
あれ、良かったんだろうか。
おじいちゃんキュレーターに質問してくればよかった。

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で、でかい……。
ぼくなぞ丸ごと食べられちゃいそうだ。
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屋上庭園にあがってみた。

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しかし、ジリジリと日は照り、熱風でくらくらしてきたので
ものの数分で退散。
その間にも首筋にじっとりと汗をかいただんべえ。

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秘孔っぽいのが表面に描かれているのかな?
なにやら江戸時代あたりの医療関係模型っぽい。
表情がつぼに入ったので、パチリと撮影してみました。
うーん、それにしても僕はキワモノばかり撮影している気がしないでもない。

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これは木製の骨。
教育用か何かでしょうか。
よく説明を読んでこなかったんだよね。
このあたりは時間がなくて、じっくりと見て回れなかったの。
あと、足の裏がじんじん言い出して、疲れも出てきていたしさ。

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そうそう、零戦もあった!


原人の復元像が並んでいました。
その中でも僕のお気に入りは、ケニア出土の「トゥルカナ ボーイ」。
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すげーいい表情していますが、肝心の本体さん(ていうか、骨)は左に写っているソレ。
割と小さな体格だね。
すたすた長距離を歩けたっぽい解説が書いてありました。


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ダンクルオステウス様。怖いお。

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ううむ、思えば骨ばかり撮影してきてしまったような?

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これもまた骨、か。
南無南無……。

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アンモナイトの化石などが並んでいたコーナー。

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そして、フタバスズキリュウ。
美しい。
幼かった日、フタバスズキリュウが発見されたときのさまを記した話を
こども向け絵本かなにかで読んだ気がする。
こんなに美しいものだったのか。

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ふう。

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次回はもっと丁寧に撮影してきたいものだ。
それにしても、美しい。


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疲れた足でよろよろと訪れたのは、ここ。
手で触れて科学を体験するコーナーでした。
親子連れがたくさんいたよ。
大きな荷物を背中に背負った身長2mくらいの外国人のお兄さん二人連れも
興味津々の体でいろんなコーナーで器具に触れていたのがおかしい。
失礼ながらしばらく見ていたのだけれど、うきうきと童心にかえっているようだったよ。

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これを組み立てると……。

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こうなる。

ほかにも世界中の変わった石や、いにしえの地震計なども展示されていたよ。
こればっかり言っている気もするが、
次回は、じっくりと腰をすえて撮影してきたいなぁ。

日本館の出入口近くにやってくると、昼も過ぎたためか
お客さんが朝よりもたくさん居たのでびっくりした。
ほほう。
そして出口近くに国立科学博物館のガチャガチャを発見しました。
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「科博を持ち帰ろう」だって。
おお、いいね、ソレ。

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これがガチャガチャ商品の一覧。
おおおお。
フタバスズキリュウの復元骨格に、フタバスズキリュウの生体復元……。
じゅるじゅる(涎)。
ほ、欲しい〜!! 欲し過ぎる!(ぶおお〜、ぶおお〜。)

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手持ちにコインで300円は無かったので受付のお姉さんに両替機の場所を尋ねて、
せこせこと両替に走るワタクシ。
そして、いざ。ガチャガチャを回すぜ〜。
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くるっと回して、
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ゴロンと出た。

ご、ごくり……。
こ、こいつは?!
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「秋田県 ハチ」。
ピンぼけですが、わかるかな。
そう、忠犬ハチ公のハチでした。


 忠犬ハチ公 Wikipedia
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%A0%E7%8A%AC%E3%83%8F%E3%83%81%E5%85%AC

2012_08_26_00_17_46.jpg
これを含めて四葉の写真は、おうちに帰ってからの画像。
例のごとく海洋堂が作ってるんだね。

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ハチ、ハチ〜。
はちー。
かわゆいのう。

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ハチを組み立ててみた。
キリッ。

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しかしなあ、ハチ、
剥製になっていたのかあ。
そして剥製となって国立科学博物館にずうっと居たのね……。
なんていうのか、それもまた微妙よのう。
人間のエゴというかなんていうかのう……。げほげほ。


あ、さてさて。
ガチャガチャも堪能したので科博をあとにすることにした。
もっとたくさんガチャガチャを引いても良かったけれど、それに割けるだけの
お小遣いが潤沢ではなかったから仕方なかったのよねえ。
それにさ、「異常巻きアンモナイト・ニッポニテス」が当たっても、
ちょっと気持ち悪いと思ったしさ……。


科博の建物を出た目の前に、科博のシンボルマークであるクジラが。
いつも上野の美術館に来るたびに、この脇を通って目にしてはいたんだよね。
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うおお、すげーでかい。

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現像の際、すこし青を強く出してみる。
ここまでやると、やり過ぎか。
実物の色とは違っちゃうな。

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ちょっと近寄ってみました。

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地上階への階段を登りきり、出口へ。
科博を出た通りからパチリ。
全体がうまく構図におさまる場所を見つけられなかったのが残念。

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そしてワタクシは科博をあとにしました。

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去り際に正面から国立科学博物館の日本館をパチリと撮影。
石の肌理とか、明るいところで静物を写すときは優秀なんだよなあ、DP2x。
途中まで絞り優先で写していなかったのに気づいて、たしかこのあたりで
慌てて絞り優先に設定変更した気がする。

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あ、これは入り口ですね。

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デゴイチ、D51。


ぐうぐう。
おなかがすいたよう。
上野では、『音音』上野店でランチを食べようと思ったのに、
お店が入居しているビル全体が工事をしていた……ように見えた。
がくり。
あれ? それとも見間違いで、工事をしていたのは別のビルだったのかなあ。

 音音 上野バンブーガーデン店
 http://www.otooto-gohan.jp/ (ぐるなび)
 音音
 http://www.otooto-gohan.jp/


『音音』へは、上野の森美術館の近くから下っていけると思っていた。
そこが工事中だったのですよ。
うーん、謎じゃ。

真偽のほどは不明なものの、当日は「ビル全体が工事中で食べらんない」と
すっかり思い込んだ僕は上野のお山をあとにしたのであった。

上野のお山を下る途中、
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上野の森美術館では、
「エジプト考古学博物館所蔵
ツタンカーメン展 〜黄金の秘宝と少年王の真実〜」展が開催されていたもよう。
けっこうな人数が並んでいたのにびっくりじゃ。
ツタンカーメン展って何度も開催されていると思うんだけれど、
いつでも盛況なのねえ。
日本人ってツタンカーメン大好きなのねえ。

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上野の森美術館まえの売店。
売店自体はお休みだったけれど、あやしげな看板に興味を抱いたのでパチリと撮影。
「ツタンカーメンめん」だって。
洒落かいな……。

上野のお山をテクテクと歩くと、ヨドバシカメラが見えてきた。
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そして振り返ると西郷隆盛像が。



上野駅の喫茶店でも良かったんだけどさ、せっかくなんだから
喫茶店以外のお店で食事してみたかったのよねえ。
そこですきっ腹を抱えて御茶ノ水まで移動したのであった。

そう、『露西亜料理サラファン』でランチを食べようと思ってな。
くっくっく。

しかし到着したのは13:37。
サラファンにたどり着くと、「ランチは13:30で営業終了」の
看板が。
ふたたび、がくり。
うううう。
おなかがすいたよう。
「小さな壺焼きセット」ランチが食べたかったよう。

 露西亞料理 サラファン
 http://r.gnavi.co.jp/g086000/ (ぐるなび)
 http://tabelog.com/tokyo/A1310/A131002/13000613/ (食べログ)
 http://twitter.com/sarafan_kanda (Twitter)

涙目になりながら周囲をきょろきょろと観察すると、太麺の生パスタを
出すパスタ屋と花まるうどん、そしてカレー屋がある……。
むかしは遊んだ御茶ノ水の街。
ほかにも食べ物屋さんを知らないわけではなかったけれど
空腹には勝てず、ここで目に付いたお店を選ぶことにしたのだった。うむ。

暑い、暑い夏の日。
じりじりと強い日差し。
そう、こんな陽気ならカレーを食べて元気になりたいもの。
辛いカレーをな。

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そこでカレー屋さんに飛び込んだよ。
選択したのはキーマカレー。
ナンが、でけー。
わたくしお口あんぐり。

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ロシアとか北の人っぽい異国の女性が給仕をしてくれた。
辛いキーマカレーであったので、ごくごくお水を飲んでしまった。
三度もお水を注いでくれた。
嫌な顔もせず。いい人だ。

ふう。
おなかいっぱい。
そして御茶ノ水から更に西へとワタクシは移動したのでした。

posted by よねっち at 22:02| Comment(0) | TrackBack(0) | およね旅情
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