2012年05月19日

およね慕情、英國編。


幼かったあの頃から今日にいたるまで数多の本を
手にとってきた。
『シャーロック・ホームズ』や『トムは真夜中の庭で』、
ジェーン・オースティンの諸作品やエミリー・ブロンテの『嵐が丘』、
シャーロット・ブロンテの『ジェーン・エア』、それにバロネス・オルツィの『紅はこべ』や
ディケンズの『二都物語』、e.t.c.……。
ああそうだ、ジェフリー・アーチャーもそうだしルイス・キャロルも、
ネズビットも、J・K・ローリングもダイアナ・ウィン・ジョーンズの本もそう。
みな彼の地から渡ってきた物語だった。
おお、加えて我らがOzzy Osbourne生誕の地でもある場所、
そう、英國に行ってきたよ。
妻とともに。
(そうそう、英國といえばジュリア・フォーダムも好きさ。
ぼくが高校生だった昔から聴いているのだもの。)


さぁ、およね慕情、英國編のはじまりハジマリ。



4月。
空路12時間強の長旅。
ロシアの上空を越えて、一路成田からヒースロー空港へ。
100_0015.JPG
写真は撮らなかったけれど、機内食の「エア吉野家」が
けっこう美味しいのに驚いた。
通常の機内食のレベルが低いから「エア吉野家」のほうが
良く見えてしまうのだろう。
不思議なものです。
機内で出たおやつは、ハーゲンダッツもおせんべいも美味しかったのに、
「エア吉野家」ではない通常の機内食といったら「こりゃ無いわ」という具合だったよ。
ぶうぶう。
ま、エア吉野家も機内食も、前泊した成田で食べた豚丼には
敵わないがな。ふふふ。

その、美味しかった豚丼。
DSC08576.JPG
食べ物の写真なら、たくさん撮りましたよ。
ええ。
食べるのが好きですからね。もちろんですとも!


100_0007.JPG
そういえば、成田空港のトイレ前でいきなりアジア人の中年男性に
英語で「これいるか?」と声をかけられたよ。
怪しげな電話帳ほど分厚い本をバタバタと叩きながら声をかけられて驚く。
何なんだ、それはッ。
いらないよ。怪しすぎる。
これがジョジョなら、この中年男性は間違いなくスタンド使い登場って場面だな。

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あ、これは成田。
別に飛行機オタでも何でもないんだけれど、飛行機を見ると
わくわくするのはなぜだろうね。
心の中にまだ男の子だった時代のわんぱく気質が僅かなりとも
残っているためなのかしら。どうなのかしら!


さて。
フライトが長時間なものだから、普段ならあまり観ない映画を
三作品も観てしまったよ。ふう。
『ファミリー・ツリー』(原題 The Descendants)に『J・エドガー』、
それと『ジャックとジル』(原題 The Weird Personality)。
おお、アダム・サンドラー大好きよ。アル・パチーノが素敵すぎる本作。
さすがに目がしょぼしょぼしてきたころ
飛行機はようやくスカンジナビア半島を横切るところだった。
それからあれよあれよという間にヒースロー空港に着いた。


英國の空港も街も、広告に使われているフォントはアルファベットだからか
公告は視覚的にはシンプルに感じられた。書体の違いはあれど、ね。
それにしてもトイレにシャワー機能が付いていないことが
当たり前な国に来てしまったのだなぁ、と空港のトイレを利用していて
少し動揺する。
なにせ、シャワー機能付きトイレを使い続けて30年ですから、ええ。


飛行機は降下を始め、英國の緑がどんどん近づいてくる。
飛行機の窓から外の景色に見とれているうちに、
機はヒースロー空港に降り立っていた。
上空から見た英國の地は、その街並みも山河も、日本とは異なっていた。
その当たり前のことに、わくわくしたんだ。


ヒースロー空港の荷物受取所。
喉が乾いて致し方ないのに、自販機はコインのみ受付で両替機も無いものだから
ドリンクを買えず、しょんぼりするわたくし。
英國人ぽいお兄ちゃんが颯爽と
コインでドリンクを購入するのを横目にじっと我慢の子。

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空港内のBootsでようやくボルヴィックを購入して一息ついた。

100_0018.JPG
Volvic Lemon&Lime。これは日本でも見かける。
ピントがズレているのはKodak PlaySportで撮影したせいか……。

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heathrow connectでTerminal4へと向かう。
旅先だと、にわか撮り鉄になっちゃうのはどうしてだんべえ。

100_0026.JPG
トンネルが小さいからなんだろうね、電車内は割りとこじんまりした作り。
おかげで銀座線を思い出したよ。電車内は割りときれい。
connectを利用する日本人は少ないのかしら。
入国審査のとき周囲は日本人ばかりだったのに、電車を待つ段になると
日本人はほぼ見かけなくなっていた。


幼かったころ、父の書斎で手にとった篠山紀信の『カメラ小僧の世界旅行』。
この本ではアメリカや中国や、世界各地の食べ物や風景、人々が
活写されているのだけれど、ぼくは書架にこれを見つけて何度も夢中でページを繰ったものです。
「世界って、広いんだ!
なんていろんな国があるんだろう!
すげー!」
とドキドキしながらね。
あの本を手にしたときに夢見た「日本とは異なる世界」が実際に
眼前に広がっているんだよ。なんて小気味いいんだろう。
普段暮らす日本ではない地の雰囲気に、自然と心が踊りだしたよ。




そんなこんなでHilton London Heathrow Airport hotelに到着。
  Hilton London Heathrow Airport hotel
  http://www.hilton.co.uk/heathrow

成田からずっと起き続け、ずっと食べ続けていたのもあって
きちんとした食事を採るほどお腹が空いているわけではないけれど
何も食べないのもねぇ……ということで、お夕飯がわりにBootsで買ってきたサンドイッチ。
DSC08608.JPG
「うげぇ」
甘酸っぱくて、ちょっと……二度は買わないお味。
これと一緒に購入したビーフパイは美味しかったんだけどなあ。
どこで差が出たものだろう。

DSC08613.JPG
同じく空港のBootsで購入してきたSemi-Skimmed Milk。
このコが優秀だったのですよ。
コーヒーや紅茶をホテルで淹れて一服したときに大活躍。
こう見えて500mlあるの。

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客室から見えるホテルのラウンジ。
ラウンジを囲む形で客室が並ぶ。
旅の疲れもあったのか、ストンと眠れました。
枕は変わっても問題なく眠れる自分を褒めてあげたい。

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にわかトイレ研究家(?)としては、トイレとバスの写真も
掲示しておかなくてはなッ。
可もなく不可もない、バスとトイレ。
けっこう広々していたのが印象的。
ただ、陶製のバスユニットの底部が黒ずんでいるのは経年劣化で致し方ないのかしらね。
その点だけが、ちと残念ではある。
部屋にはミニバーが付いていたりしたけれど、使わずじまい。
お部屋そのものは広々していたよ。
備え付けの薄型液晶テレビがPHILIPS製な点に、「おお、欧州に来たなあ」と
妙な感慨を覚えたりして。


そして翌朝。
イングリッシュブレックファーストだ、わーい、と
浮かれてホテルのレストランへ。
DSC08633.JPG
写真左手の奥に見えるのがレストランのスペースだよ。

DSC08634.JPG
並ぶパンのどれもが美味しそう。
すべてを選ぶことはできないので、悩みに悩んで幾つかを選ぶ。
どれもが美味しかった。
スタッフがみんな親切だったのも良かったな。
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Hiltonでは、サラダコーナーが充実していたのが印象的だった。
利用者にビジネスマンが多いからかしらね。
フルーツもうまうま。

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そしてイングリッシュブレックファーストにサラダが付いていたHiltonを、
「あれは良かった」とあとからシミジミと思い返すことになる。
これが英國で採る朝食の始まりなのであった。

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英國で宿泊したホテルはどこでも見かけたWilkin & Sons。
可愛らしいパッケージで、好きさ。
ただ、ハチミツはさらっとして、あっさりしすぎだと思う。
実家のある市で養蜂園から直接購入して送ってもらう
アカシアのハチミツがトロリと濃厚なお味で、
それを好もしいと思っているために、ぼくは比較してしまうのかしらん。

  Wilkin & Sons
  http://www.tiptree.com/






posted by よねっち at 23:23| Comment(0) | TrackBack(0) | およね旅情
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