テキスト入力をメインに利用しているが
これといって不満に思う点が無いことに驚いている。
あまりに問題が無さ過ぎて拍子抜けしてしまったくらいだ。
「hp製品のことだから、なにか穴があるに違いない」
と若干嫌らしいことを考えながら使用していたのだが。
いやむしろ悩みに悩んで選定した機種なのだから
問題なく使用できていることに喜びを覚えこそすれ
「問題が無いことに不満を感じる」のは天邪鬼もいいところだなあと
我ながら思うけれど。
■タッチパッド
前モデルのdm1-3200や、4720sなどの機種に採用されていた
一体型のタッチパッドとは異なり、
「右クリックと左クリックが確実に押せる」
ことでストレスを感じることもない。
ただ、ここ最近流行りのマルチタッチジェスチャーな
操作方法は好みではないので、
コントロールパネル
>SynapticsTouchPad V7.5
>複数の指によるジェスチャー
>チェックボタンを外す
>OK
として運用している。
(モバイルするときには、"外付けマウスは使わない"派。)
ええ、昔ながらのタッチパッドでよいのです。
■キーボード

右下の十字キーは左右キーが横幅を広くデザインされている。
そのおかげか、十字キーの誤った入力が当初予想していたよりも驚くほど少なくて済む。
むしろ入力を誤ることは無いほどだ。
入力といえば十字キーに限らず誤った入力をすることは
ほとんど無いし、長文入力を苦痛に感じることもない。
唯一不満に感じた点はキーボード最上段のF1キーなどの入力で、
デフォルト設定では、Fnキーと組み合わせて入力しない限り
ただ押下しただけではキーボード表面に入力された輝度調整や
音量増減などのアクションが実行されてしまうだけなのが困りもの。
この設定が気に入らなかったのでBIOSで設定を変更した。
Fnキー入れ替え方法は次のとおり。
電源投入
>ESCキーを押下してBIOSへ(Startup Menu表示)
>F10 BIOS Setup
>System Configuration
>Action Keys Mode
>EnabeledをDisabledに変更してF10で確定してBIOSを抜ける。
たとえば誤ってF12キーを押下しただけでWi-Fiなど無線が無効になって
しまうよりも、「Fn+F12」キーを押下してはじめて無線のオン/オフを
切り替えられるほうがユーザーに優しい姿勢であるように思う。

ESCを押下してBIOSへ。

このEnabeledを……

Disabledに変更する。F10してYESを押下したらPCが再起動する。
■QuickWeb
まったく、使わない。
無用。
でもそのうち試用してみるか……。
■電源ボタン横にあるブラウザ起動ボタン
これも無用だな……。
■ディスプレイ
モバイル時には、これがdm1-4000唯一の弱点だろうか。
横から光がさす場所で使用していると
グレア液晶に周囲のものが反射された像が写りこむ。
それも気にしないようにすれば、テキスト入力をしていても
問題はないのだが、気になるときには気になるかもしれない。
割り切って使う分には、問題なし。
それと、最近の流行なのだろう、16:9の画面で
1366x768pxの画面サイズには不満が残る。
せめて縦は800px欲しいところよ。のう?
■メモリー増設
hpダイレクトで注文時した当初からメモリーは4GB搭載されている、
このメモリーサイズで困ることは(主目的がテキスト入力なのもあって)
ほとんど困ることはないと思われるのだが、
メモリー価格暴落のこのご時勢、Maxまで搭載しないのは損だし
画面出力用にメモリーが若干食われているのも気になったので増設した。
(増設分で若干電池の減りが早くなっても気にしない。)
モノは上海問屋でCFD製の4GBを選択。
約1500円。
実に安くなったものよ。
PentiumIII 800MHzの時代に256MBメモリーを1枚4万円で4枚注文し、
メモリー代だけで16万円支払ったのは良い思い出……。

当初からdm1-4000に搭載されていたのは、Ramaxel Technology製品。

CFD製メモリーの中身はelixirのシールが貼ってあるNanya Technology製品。

あれ?Frequencyとか、数値が違うんじゃないか?
ぐすっ。泣かない、泣かないもん。
うーん、でも、いいか、認識しているし。
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