おお、ぱんじゅうよ。どうしてお前はぱんじゅうなのだ?
ぱんじゅうは、お店では「パンヂュウ」と書き表しているかもしれないけれど
ひらがなで「ぱんじゅう」と綴ったほうが、ぱんじゅうの可愛らしさを
表現できるようで好きさ。
だからここではぱんじゅうのことを「ぱんじゅう」と書くよ。
昨日、義母が足利市で「岡田のパンヂュウ」を買ってきてくれた。
僕にとってははじめてのぱんじゅうだ。
レンジで少しだけチンしていただく。
はむはむ。
おお、おお。
旨し!
ころっとした形、ふかふかの皮、
そして中のあんこが美味しいの。少し淡い味わいの漉し餡だった。
好き好き。大好き。
これがあのぱんじゅうか。
まるまるしているなあ。
ずうっと憧れていたんだよ。食べたかった。
売り場は足利の御獄神社そばに立てられた出店。
いつも行列ができていて、買えずにあきらめて通り過ぎていたのだ。
義母が通りかかったら、たまたま並んでいるお客さんが少なかったということで
買ってきてくださったのだ。
わーい。
お義母さん、ありがとう。
ぱんじゅうのお味は、ふるさとの「あじまん」を想起するお味。
ぱんじゅうもあじまんもそうなんだけれど、こういう食べ物って
冬場にハフハフ言いながら食べるのが似合っている。
美味しさがいや増すような気がする。
(食べログですが、リンク先を記しますね。)
岡田のパンヂュウ
http://r.tabelog.com/tochigi/A0902/A090202/9008224/
あじまん
http://ajiman.co.jp/
あじまんは、幼いころみぞれ雪が降りしきるなか
100円玉を握り締めて弟と一緒に
家から離れたあじまん販売店まで歩いていって買ったのを
思い出すよ。
思い出すたびに、いまはもう帰らない幼い日々への思いに
切なくなるよ。
それにしても、ぱんじゅうはうまかった。
義母が販売店の方にお話を伺ったところ、大正のはじめから
営業されているんだって。
素晴らしいことですね。
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