朝の乗り換え駅。
混雑した男子トイレには洗面台が二面しかない。
このラッシュの時間帯にそこを一つ占領し、
洗面台に付属した鏡の前で
延々と髪に整髪料を練り込んでいる学生風の男がいる。
手荒いのため、彼の後ろに人が何人も並ぼうが
その場を頑として譲ろうとしない。
ああいうのは、うつくしくないな。
どんなに髪をツンと立たせようと努力しても
人が君のことを知ろうとするときに
本当に見るのはそこじゃないよ。
そしてその性根は簡単に透けて見えてしまうものなのだ。
髪型という僅かの変化で誤魔化せるものではない。
譲るこころや、優しい気持ち、
そうしたものをこそ大切にし、胸に抱けよ、少年。
そうでなければ歪んだこころは
面相に表れるよ。
ちょっとした髪型の変化など、何にもならない。
自分さえよければ他人などどうなっても良い、
構わない、という姿勢は、
やはりうつくしいものではないね。
2011年11月29日
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…用足したあと手を洗ってなさそうな気がして。
うちの息子とか。ぐはっ。
見ていると、老若年齢を問わず、
洗わない方は洗ってないですよ〜。
コワイー。
大きいほうから出てきても絶対に手を洗わない
おじさんとかいますもん……。
きっとその手で書類を事務の女の子に手渡したり
電車の吊り革を触ったり、
コンビニでサンドイッチの包みを手に取りかけて
やっぱりやめたと呟きつつ商品陳列棚に
戻したりするのですよ、そういう人たちは。
おお、コワイ(涙)。
ご子息には手洗いのメリットを説いてあげて
くださいまし(笑)。手を洗って綺麗にする
男子ってモテるよ!とか。
ダメですか。げふん、げふん。