電車の中吊り広告で連載開始のお知らせを見たとき、
「あ、中勘助じゃないんだ」と珍妙なことを口走ったのは良い思い出。
主人公の(若干)屈折した過去。
新しい環境で培われる友人らとの仲間意識。
ちょっぴり恋愛(?)。
さらりと読めて面白い。
けれど、けれど、ああ。
やはり『百姓貴族』の面白さには敵いませんか。
ついついエッセイもののほうが面白いと感じてしまうのは
暴露モノを読みたがる野次馬根性に近いモノが
僕の中にあるからなのかしら。
<それとも『百姓貴族』でのノリを期待しちゃっていたからかなあ。
少年誌への週間連載だから読み手の層が異なるのだし、
『百姓貴族』と『銀の匙』は別物であって当然なのよね。
期待して続刊を待ちます。(わたくし、コミックス派なものですから。)
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